魍魎の匣 ５話

アニメ「魍魎の匣」第５話にして
やっと榎木津や京極堂が登場したのですが
そんな事より
OP前で関口巽の小説「眩暈」が映像化されるとはΣ(ﾟ∀ﾟ:)

「眩暈」は片方が惹かれあい片方は恐れあう一つの体に
二つの魂を持つ男女が絵画の中の世界で出会いを重ねる…
という関口が体験した前作にあたる「姑獲鳥の夏」をモチーフにした
さっぱりわからない小説。
でも今後の展開の中で意外と重要だったり

「姑獲鳥の夏」を知ってる人にとっては
耐え切れず破裂するかのように開く窓、けたたましく羽ばたく鳥、
白い脛に流れ落ちる血、誘う少女とかが
もうそのままのイメージ映像だったんですが、
これは原作未読者に理解するのって無理でしょうｗ
その後のAパートは御船千鶴子の千里眼事件の話と飛んでるし

でも、ホントこのスタッフは原作読み込んでるなぁ…
このまま「姑獲鳥の夏」を製作して欲しいぐらいに秀逸


あと、衝撃だったのが映画では荒川良々さんが演じてた
和寅こと安和寅吉が半ズボンと白い靴下の少年になってて吹きましたｗｗ
しかも声はトトロのメイ役などの女性声優の坂本千夏さんって

手前の黒髪は弁護士の増岡。

原作だと中等学校（現在の高校）を中途退学後に
建具屋に弟子入りしたけどそれも辞めて榎木津の世話をしている青年。
出兵はしていないようなので
舞台となる昭和２７年では最高で２６歳それ以下なんだけど…
明智小五郎の小林少年のイメージ感じ？

こんな子供に給仕の仕事させてるとは(・∀・；
アニメの榎木津は心底恐ろしい人です

タグ：魍魎の匣 眩暈 京極夏彦

コメント 3

＞kemmさん
niceありがとうございます
by 夏音 (2008-11-10 23:03) 

ぎゃぼー！　和寅……
恐るべし榎木津（アニメ版）ですね。

……登場人物がおじさんwばっかりでショタ受けしないから、あえて若返りを図ったんですかねぇ……、
by まぞむ (2008-11-16 01:05) 

＞まぞむさん
初回は美少女同性愛で釣ってあとは30代が独占しっぱなしですものねｗ
和寅は「色が白くなければインド人」の
描写から私は久保田利伸さんで想像してたのですが（酷
アニメのこれはこれでアリに思えてきましたｗ
by 夏音 (2008-11-16 21:08)