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「怪」Vol.24 [「怪」ラヂヲ]

「怪」Vol.24を読みました。
江戸時代に描かれたぬりかべの絵巻きと
ウィンチェスター邸のような不思議な屋敷「二笑亭」の貴重な写真が見れてよかったです。
みうらじゅんさんの「テングーを捜せ!」では偽ねずみの巻として
大テーマパークのあのネズミさんのいかがわしい偽キャラ特集がw
ヒゲが追加された看板とか案山子とか危険すぎる (((゜∀゜;)))

あと、「怪」ラヂヲ第2回での京極さんの「ポルトガルで洗濯屋」という謎発言が
うんすんカルタ大会のレポで優勝商品副賞が
ポルトガル遠征だったからとわかりました。
>京極さんは「ポルトガルで洗濯屋をやろうかな」と、現実逃避の望みを口にしていた。
やっぱり現実逃避(´∀`;

待望の京極夏彦さんの新作、西巷説百物語「遺言幽霊 水乞幽霊」
小津屋の若旦那である貫蔵は目覚めると
見知らぬ男女達に貫蔵は倒れて三ヶ月眠り続け、さらに一年近くの記憶を忘れていると言われる。
語られる話は身に憶えない事ばかりで戸惑うのだが…

妬みの怖さを書きつつも60分物の時代劇でやっても
おかしくないストーリーと構成で面白いんだけど
本文が34ページとあっさりめで物足りなかったです
前作の前巷説でも掲載時は50枚前後あったし…もう少し騙られたかったなぁ

今までの又市達が中村主水、秀、竜による派手な「必殺仕事人」なら
西巷説は主水が出ない「必殺橋掛人」や「必殺渡し人」のような感じがしました。
今回のシリーズ西の拘りなのか
仕掛けが語りだけで地味なんですよねぇ…引き込まれていく怖さは充分あるんですが
西巷説以外でも別作品に登場してるけど
やっぱり又市に比べると靄船の林蔵にはイマイチ華がまだ…

又市達とは違い、真っ当な町人姿で悪人顔だそうなので
「仮面ライダー響鬼」で斬鬼役の松田賢二さんや
「ちりとてちん」で四草役の加藤虎ノ介さんをイメージして読んでます。
あ、お二人とも関西出身だ。
あと、浮かれ六道の柳次は名前からして「必殺橋掛人」の柳次で津川雅彦さん?

次号は7月予定…新聞連載「数えずの井戸」は残念ながら読めないので
京極さんの新作が安定して読めるのは今のところ「怪」だけ(・ω・`)次号が待ち遠しいです
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