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「怪」ラヂヲ#17-1 [「怪」ラヂヲ]

京「及川シロウ 相州足柄山の生まれであるという
  十歳の時に故郷を捨てその後一家は北国に移り住んだと伝えられる
  天涯孤独の及川がなぜ無宿渡世の道に入ったのかは定かでない」
及「あっしには係わりのねぇ事でござんす」
宮「んー無宿渡世と言うより冥府魔道じゃない?」
及「大五郎 !ちゃん!」

今回は「ナレーション」の話。
宮部みゆきさんが引き続きゲスト。
今回は京極さんが体調悪いのがよくわかりました
だってナレーションをソラで声マネするんだけど
いつもと違って軽く流す感じでしたから
それでも口開けたらなかなか言い止めないのが京極さん。これが60%の状態…

京極さんは声変わり早くて山崎努の声真似ができたのが「助け人走る」のナレーションで、
それが声色真似のきっかけだったとか
大極宮朗読会、漢文など色々話しておいて…
郡「妖怪と(ナレーション)何の関係があるんですかね」
京「ありますよ」
郡「ど、どんな感じで」
京「ものすごくあります……断言してから理由を考える」
郡村宮「ww」
京「とりあえず、もう、あるという所から出発する訳ですよ。無いって言ったら何も無いですよ」

そうして声の妖怪の話に繋げるから流石。
宮「それこそ産女も声だけだと、鳥の声?」
京「そうそう産女もね「おばりょうおばりょう」っていう…
  まぁ、おんぶしてくれ、おんぶしてくれ「おばりょうおばりょう」って書いてあるんだけど
  「をばれう」で繰り返し記号なんで「をば、れうれう」って読んだ人がいるんですね
  で、その「産女って、れうれうって鳴く」のはアレは間違いです」
宮「それも読み間違い、聞き間違いっていう…」
京「文字で書いてあると、ま、「れうれう」と読めない事もないけど
  アレ、声に出すと絶対わかりますから
  一度声に出せば「おばりょうおばりょうと申しならはせり」
  とわかる訳で。それが字で見ているとね、どっから繰り返すんだコレって話で。
  読んでみるとね、嫌でもわかります。
  「を」は何所に「をば」は何所に付くんだってみたいな話になるから。やっぱり声、音読」
郡宮「大事ですねぇ」
村「今後は妖怪の本を声に出して、読むと」
京郡宮「声に出して読む妖怪w」
郡「一本企画を頂戴しましたw」

「百物語評判」 の「(産女の)其の声 をばれう\/と鳴くと申しならはせり」が
「その声をば、れうれうと鳴く」と誤読されたという話。
産女のwikiにそうあるんですねぇ…
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A3%E5%A5%B3
他に「おとろし」という妖怪では本来「おどろ\/(おどろおどろ)」と書いてあるのを
平仮名の「し」に誤読して「おとろし」になったという説などもありますねぇ。

声に出して読む妖怪は面白いかも(・∀・)!実現の際には
声の出演は京極さんと宮部さんでよろしくお願いします郡司さん。
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