SSブログ

1/48 THE ORIGIN版 ガンダムヘッド#2完成編 [模型]

ガンダムエースの2011年10月号付録キット
1/48オリジンverガンダム完成です
148origin塗装ニラミ.jpg
連邦の白い悪魔!


今回、これまでとちょっと違う塗装に挑戦してまして
以下、考察と実践してみたことを

148origin塗装元絵.jpg
(漫画「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」)

148origin塗装箱絵.jpg
(HGUC ガンダム)

上のイラストのように色の違いで立体を表現するのは
アニメやイラストの世界では当たり前に見てる表現ですけれども、
髪や服、皮膚にシャドー入れることで立体感を表現するアニメキャラクターの
固定フィギュアと違い
優秀すぎる程の可動範囲でポーズ変えてシーンの再現ができる
ガンプラの塗装では通常そこまではしないと思います。


そこでガンプラでも行われる手法ではパステル調色彩で塗装する空気遠近法や、
シャドー吹いたり、ドライブラシでハイライトを入れたり…
これらを二次元的な見栄えのアプローチだと解釈し、
基本色にホワイトやブラック追加して明暗出すのではなく
明暗ともに個別に調色して面に光が当たって明るい部分と影になる部分を
色味を変える事で立体表現するカラーモジュレーション技法で塗ってみました
148origin塗装正面.jpg
ブルーが追加したハイライト、グリーンが明るい部分、ピンクが影になった色で吹いた部分を
ざっくりと色分けしてみるとこんな感じに
148origin塗装正面色分け2.jpg
うーん、なんて厭な迷彩だ(´∀`;サイケデリックなガンダム



安彦良和作画は仰ぎ見る構図が素晴らしいのと影の位置取りと
グラデーションが表現しやすいので、やや中空を仰ぎ見るポーズで固定
148origin塗装前.jpg
顔周辺にモールド少し追加し
明暗を明確にするために白サフで下地。
ハイライトとしてサフを残すように影色を吹いて中間に基本色

フレームはクリアブルーでウォッシングとチッピングを施してツヤ消しコート
それ以外はツヤ消しなフィギュアとの差が出るように
未来兵器のヌルッとしたメカらしく光沢よりな半光沢でコートしました

スミ入れ後にエナメルつや消しホワイトでハイライトを再度強調
148origin塗装横.jpg
Hアイズと丸モールド等でメインカメラを追加し
ツインアイとリアカメラは光拾うとキラキラして雰囲気出してくれるラピーテープをペタリ
148origin塗装後.jpg
接続軸がまる見えだった首に丸モールドくりぬいてガード



148origin塗装斜め.jpg
耳横エアインテーク上段にはかなり派手めにグレー系を吹いたのですが
デジカメと私の撮影技術ではなんだか微妙な具合( ´ω`)あーららら
もっと、破綻していこう!ぐらいな気持ちで行っとくべきでした。猛省



最後はアムロと
148origin塗装アムロと.jpg
今までに1/48胸像シリーズはユニコーンガンダム、シナンジュ、オリジンガンダムと
雑誌付録でリリースされてきましたけれども
ガンダムが1/48ともなると、とても塗装の遊びがいがあるので
このシリーズを製品化して欲しいです。
1/48ザクならウェザリングやチッピングなども色々できて楽しそう(*´∀` *)
同スケールのフィギュア付きだと、なお素敵。
1/35のU.C.HARD GRAPHシリーズだと
大きすぎて塗装するにも素組み派には厳しいんですもの。


仮組み編はこちらに



nice!(6)  コメント(13)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 6

コメント 13

kesagake

なんという手の速さ。
実物は写真より濃淡が効いている?ということなんですね。
かなりかっこ良いですが。

by kesagake (2011-09-04 16:24) 

Hyatt

カラーモジュレーションと半光沢のコーティングで
フレネル反射が起こっているのでとても大きく感じます。
でもカラーモジュレーションって
上手く出来てると意外に解りずらいんですよねー。

MIG氏のカラーモジュレーションって明暗色は色環に従ってるのは
ご存知かと思いますが、それに従うとこの白・黄・青で構成されている
ガンダムって私にはどうしたものか・・・という感じです。(゚Д゚;)

エアインテークのグレーも私のモニタではいい感じに見えますよ。

>もっと、破綻していこう
これはちょっと危険な気が・・・
AFVの場合は後のフィルタリングや汚しでいくらでも調整できるので
ガッツリいきますが。
私はこの位でちょうど良いと思います。
by Hyatt (2011-09-05 00:01) 

terry

早っ!もうですか!?
雑誌付録だったんですか~。このキットにアムロレイは付属して。。。
目が赤いのはオリジン版なんですね。
by terry (2011-09-05 00:47) 

Zacrow

そういやso-net解約したのでniceできないや・・・
ご無沙汰してます。

カラーモジュレーションという技法は正直ガンプラには向かないと自分も思ってましたが・・・、なるほど胸像という視点があまり変わらないキットではいい感じになりますね!
しかし、実際やってみるとなかなかうまくいかないんだろうなぁ。

夏音さんの記事みて、自分もコイツがほしくなって今日ガンダムAを買ってしまいました。
さて、自分はどう料理すっかなぁ。
by Zacrow (2011-09-06 21:23) 

k_miyazaki

頭部の可動範囲が広そうですね。
パイロットとの組合せの表情がとても良いと思います。(^^)

by k_miyazaki (2011-09-12 01:25) 

夏音

>kesagakeさん
関東はずっと雨だったのですっかり塗装準備は整ってて
晴れた合間に速攻できました(´∀` )
色は実際はもう少し色差がわかるぐらいにしてるのですが
レフ板置きすぎたのか光拾いすぎてます。
V字アンテナ明色のホワイトレモンイエローも飛んでるし…写真てムズカシイ
by 夏音 (2011-09-14 23:46) 

夏音

>Hyattさん
使用してるのがラッカーとエナメルなので
フィルタリングがコントロールしにくいのが悩みでして
最初から明暗つけちゃえるかも?!と
カラーモジュレーションに注目してたのですが
思ったより巨大感出せて良かったです

>色環に従ってるのは
イラストの雰囲気で配色しました
ホント、直感で作るB型模型炸裂ですねぇ(´∀`;もう一度は作れない

>これはちょっと危険な気が・・・
あぁやっぱり(・∀・;)
Hyattさんにそう言われると強気に行かないでよかったと安堵
エイジングあってこそですねぇ…
そう思うと、汚しで遊べるザクとか楽しそう
by 夏音 (2011-09-14 23:50) 

夏音

>terryさん
ワンパーツの胸以外は塗装しやすい分割だったのでサクっといけました~

>目が赤いのはオリジン版
安彦さんは雰囲気重視なのかオリジンでは目がピンクな時が多い、
な感じです。V字アンテナも黄色だったり白だったりで…
>このキットにアムロレイは付属して。。。
そうきましたか(*´∀`* )その一文かなり重要です
by 夏音 (2011-09-14 23:51) 

夏音

>kohtyanさん、とも蔵さん
nice!ありがとうございます
by 夏音 (2011-09-14 23:55) 

夏音

>Zacrowさん
今回スタンド仕様ではないので思い切って実験してみました
やっぱり胸像以外ではジオラマでもないと…って感じですかね(´・ω・` )

>さて、自分はどう料理すっかなぁ。
これだけ大きいとディティールアップしがいがあるから
Zacrowさんの作風にあってると思います(´∀` )楽しみ!
by 夏音 (2011-09-14 23:58) 

夏音

>k_miyazakiさん
やっぱりフィギュアですねぇ
安彦良和タッチの眼差しがより映えると思います
キリッっとしてないちょっと優しげな感じ
by 夏音 (2011-09-14 23:59) 

こーら♪

しばらくご無沙汰していましたら、もう完成とは~っ!
かなり重厚感ありますね?!
特に目の塗装がイイ~!

> 耳横エアインテーク上段にはかなり派手めにグレー系・・・
  コレ! かなり効いてますねぇ。
  サイドからのシルエットがキマッテますよ。

アムロとのツーショットは、まるでホビー誌のようです。
なんだか、“手のひら” が欲しくなりますよネ???
by こーら♪ (2011-09-19 00:54) 

夏音

>こーら♪さん
普段は完成まで数ヶ月ペースですから
私自身が驚きでしたw
目は百均の飾り用テープに塗装加えたのでちょっとした反射で
表情が変わるのがおもしろいです
by 夏音 (2011-09-28 00:12) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。