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1/72 ハセガワ 零戦五二型#2 [模型]

前回からもう一ヶ月以上。
オレンジイエローの識別帯と下地のグレーまでしか進んでません('A`)
零戦下地.JPG
明るくする部分にオレンジ、暗い部分へのジャーマングレーは今後の目印程度に。


忙しさが続いたり、すっかり温かくなって桜を見に出かけたりしてるのも
製作遅延の理由なのですが、
一番の原因は資料になるかな?と図書館で借りてきた
「三菱零式艦上戦闘機」と坂井三郎さんの著書「写真 大空のサムライ」。

この2冊を読みだすとついつい製作の手が止まってしまうのです。
52資料#1.JPG


大判の写真集「三菱零式艦上戦闘機」は
実機の各細部が大きく見れますが、
戦後修理して造られた復元品や別のパーツに変更されていたり、
本物でもサビだらけで劣化してるので
まぁ、こちらは雰囲気をつかむぐらい…でもとても参考になりました。



そして「写真 大空のサムライ」。
撃墜王 坂井三郎さんは昼間に星が見えた視力の持ち主なのだとか、
空中戦中に弾破片を頭部に受け、
失神を繰り返しながらも戦闘機を操縦して生還したとか数々の逸話を持つ人で
最近では美少女アニメキャラのモデルなんかにも…。


この本では坂井さんが入隊してからの日々を坦々と記述しつつ
迫力ある描写も素敵なのですが、
なによりも惹かれるのは掲載されてる写真の数々には
仲間達との笑顔の物がとても多いのです。
52資料#2.JPG52資料#3.JPG
居眠りしてたりとなんとも生き生きした写真!

坂井さんといえば、若い頃の航空服を着て腕を組んだモノクロ写真と
晩年の小柄な老人での姿しか知らなかったので
ファインダーに向ける表情にとても衝撃を受けました。


当たり前だけど、戦闘機乗りの彼等も日常があって笑ってたんだなぁ…
と思うと切なくなります(・ω・`)
伝説が凄すぎて半分2次元のような人でしたし…
こんな写真を撮っていたのと、残っていたのがホント奇跡ですねぇ。


ゲームの印象で濃緑色をベースに明るい緑とホワイト加えてグラデーションして
つや消しすればいいかなー、と軽く考えてました。反省。
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コメント 8

Morimo

私も晩年の坂井さんしか知りませんでした。
本の名前(以前航空機マニアだったので)は知っていたのですが、実際に手を取ったことは無かったです。
戦争という極限状態でも、日々の幸せを見つけていたんですね。
by Morimo (2009-04-11 10:53) 

Hyatt

’大空のサムライ’世界的に有名な本ですよねー。
片目の視力を失いながらもパイロットとして生き残り、しかも僚機の撃墜記録無いと言う凄い記録も。坂井さんと組んだパイロットはどれほどの大船(飛行機)に乗ったことか。まさに日本が誇れる侍ですよねー。
と言う訳でどんな塗装になるのか楽しみです。
by Hyatt (2009-04-11 20:36) 

k_miyazaki

当時のパイロット達の写真は胸を打つものがありますね。
私も模型作成中、当時の写真や手記を読み出すと止まらなくなります。(^^)
by k_miyazaki (2009-04-15 20:30) 

夏音

>Morimoさん
アイスキャンディー早食いとかしてる写真もあって、
演出されたドラマにはないホント当時の若者の日常が
垣間見えて面白い本でした(・∀・)!
by 夏音 (2009-04-16 20:56) 

夏音

>Hyattさん
エピソードには事欠かない方ですよね。
塗装は延々と下手な考えに陥りそうなので思い切ってみます(`・ω・´)
週末は天気も良さそうですしー

by 夏音 (2009-04-16 20:56) 

夏音

>kesagakeさん
niceありがとうございます!ペタはできませんがアメブロ拝見してます~

by 夏音 (2009-04-16 20:59) 

夏音

>k_miyazakiさん
直接的に実用性のある資料とは言いがたいものですが
とても得るものがありました!
他の著書も読んでみようと思います
by 夏音 (2009-04-16 21:00) 

夏音

>kemmさん
niceありがとうございます
遅れてしまいスイマセン…
by 夏音 (2009-04-29 00:27) 

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